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小さな庭にも置ける物置ってなかなかかわいいもの売っていないので、ＤＩＹすることにしました。
今回はフリーハンドの思いつきで書いた図面です。
これを持ってホームセンターへ木材買いに行きます。

桐の集成材を用意します。
450×910×厚さ13mmのものです。

200×1800×厚さ13mmの桐集成材は正面に使います。他に角棒など購入しました。

土台のレンガと滑り止め用に敷ゴムも用意します

こんな具合に庭の端の隙間に置く予定です。
狭い庭なので、ステップ台も利用して設置します。
（実際はここに入らずもっと手前に設置しました）

まず板を採寸します。

ハンディ丸ノコでカットした板を、設置する場所に合わせてみます。
大きさぴったりです。
（ぴったりすぎて、後に屋根入らず…）

ビスで接続します。

前板も付けて、こんな感じに組み立てます。

半端が出た端材を貼り合わせて背板貼りました。
何ができるのか、猫も興味深々です。

ずっと前にカラーボックスに付ける扉をＤＩＹしました。でもこのカラーボックス、今はあまり使っていないので、今回物置に使っちゃいます。
この扉の作り方は『カラーボックスに扉を付ける』の記事をご参考に。

扉がカラーボックスのサイズぴったりに作った為、もともと飾りでしかなかったこの蝶番。
これを蝶番として、ちゃんと機能させたいと思います。

角棒付けます。扉と同じ色のペンキがもう売っていなかったので、似たような色を買ってきたけど、塗ってみると全然違う。

家にあったペンキを上から塗り重ねます。

なんとか扉の色に近づきました。蝶番を付けて、これでやっと機能しました。

ちょっと光っているのが気になっていたので、アイアンペイントのブラウン塗ってエイジングします。

扉右側にも棒を付けて、留め金具を付けます。
外に置くので、木が腐らないように、全体をツヤなしニス塗ってコーティングします。
リースも飾って、扉準備完了。

扉の準備ができたら、次は屋根部分を作っていきます。
板を三角にカットします。

ドリルで穴を開けてジグソーで四角くカットします。

下の部分曲がってしまった…
やり直しです…

結局下の部分カットして、新たに細くカットした板を付けます。

波釘で接続します。ここに窓を作ります。

家にあった端材のモール。ニス塗ってあるけど気にせずこのまま使います。
窓の大きさに合わせてコーナーは４５度カットします。
窓の外枠部分になります。

次に、窓を作ります。
溝の入った木材を使います。

窓の大きさに合わせてカットします。

カットしたものを塗装します。まずは木部着色剤でダークブラウン塗ります。

窓枠の方はニスが塗ってあるので、このまま上からペンキ塗ります。
使うペンキはミルクペイントのインディアンターコイズです。

これも扉の色に合わせたいのですが、これでは濃いので、水で薄めた黄緑を上から塗ります。乾いたらヤスリをかけます。

だいぶ扉の色に近づきました。

窓の格子も作ります。

窓に使うアクリル板を用意します。

窓の大きさに合わせて専用カッターでカットします。

ガラスフィルムを用意します。壁紙屋本舗さんで購入したレインガラスです。

アクリル板の大きさに合わせてカットします。

シールと窓の間に、セリアで購入した飾りを挟みます。

窓枠をボンドで付けていきます。

窓枠のボンドが乾いたら、格子もボンドで貼っていきます。

こんな感じに、アクリル板の表と裏から格子を貼ります。

窓できました。

三角板の内側にペンキを塗っておきます。

外枠のモールをボンドで付けます。

蝶番を付けます。

窓付きました！わりと細かな作業でした。

次に、もう一つの窓、ステンドグラスの準備です。
ずっと前に雑貨屋さんで購入した小さなステンドグラス。どう飾ったらいいのかわからず、あまり活用していませんでした。今回これを生かします。
まずは吊り下げる金具をペンチで取ります。

枠になる角棒をトリマーで溝掘ります。

ヘッドが丸くて曲がりやすいので、両脇当木しました。曲がらずまっすぐ溝掘れました。

これも同じように塗装します。

塗装が乾いたら、溝にボンドを入れて、ステンドグラスをはめ込みます。

ボンドが乾くまでマステをして固定。

一晩乾かして、がっちり付きました。

三角板をくり抜きます。
ドリルで穴を開けます。

ジグソーでカットします。
今度は曲がらないように両脇当木しました。

それでも少し曲がったけれど、なんとかいけそうです。

ステンドグラス、ぴったり入りました。

三角板にペンキを塗ります。

ステンドグラスの枠にボンドを付けてはめ込みます。

ボンドだけでは心配なので、もう少し補強します。
ペンキを塗った細板をボンドで付けます。

釘で固定するのですが、このまま釘を打つと、細板が割れてしまうので、少し穴を開けます。

穴に釘を打ちます。

釘打ち終わりました。釘にもペンキ塗っておきます。これでステンドグラス、しっかり固定されました。

三角板を組み立てて設置します。組み立て用の角棒を塗装します。

天板に壁紙シールを貼ります。

きれいに貼れました。

組み立て用の角棒の出番です。

天板に細角棒をビスで固定します。

太角棒で三角板を繋ぎ合わせます。

乗せてみるとこんな感じになります。

正面の窓から見ると、奥にステンドグラスが見えます。お互いが明るく照らされるように、向かい合わせに作りました。

三角板を固定する前に、本体の処理です。
土台となる下板をはずしてここにも壁紙シールを貼ります。

裏は防水防腐のことも考えてしっかりペンキを塗ります。

念には念を。ペンキの上から壁紙シールを貼ります。でもここは見えない部分なので、セリアで購入したシールを貼ったのですが、薄くてちょっと心配…

でもとりあえずこれでいきます。
下板取り付けます。

本体もペンキ塗ります。
ここは漆喰塗る予定ですが、下塗りにペンキを塗っておきます。
中もペンキ塗りました。

下板、本体の準備ができたら、いよいよ三角板を取り付けていきます。
細棒からビス留めしていきます。本体の中からもビス留めしました。

窓から雨が入らないように、ここも細板貼ります。

ボンドで貼ります。

ボンドが乾いたらビスで固定します。ここは釘だと打ちにくいので、細いビス使いました。

ビスにもペンキ塗っておきます。

扉も付けて、組み立て完了です！

お花なんかも飾ってみたりして。

開けるとこんな感じです。カラーボックスがすっぽり入ります。

カラーボックス右横には、ほうきやスコップが掛けられるように、隙間を作りました。

猫たちも取り合いです。

次に屋根を貼ります。スタイロフォームを使います。ホームセンターで売っているのは大きいし厚いので、ネットで購入しました。３枚にカットしてあるので扱いやすいです。

スタイロフォーム専用のカッターもネットで購入しました。

よく切れます。

煙突も作ります。ボンドを塗ります。

屋根の裏からビス打ちます。

表に出たビスにボンドを塗ります。
屋根全体は両脇表からビスを打って固定してあります。

ビスに煙突差します。

煙突の中からもビス留めします。

煙突に蓋をします。蓋はまずボンドで固定して。

ビス留めします。ビスはネジが効かないのでボンドを塗って刺します。

屋根と煙突付きました。

屋根が付いたら、次は本体に漆喰塗っていきます。
ネットで4kgを２箱注文しました。色はミルクティーホワイトです。

練ってあるものが袋に入って届くので、すぐに塗れるのはとても便利です。

しかもこのダンボールにセットして使えるので、入れ物を用意しなくていいのも便利です。

コテ板つくったけど使わず、このまま塗ってみます。

ベタ～っと塗っていきます。
後から気づいたのですが、漆喰塗る前に接着剤塗るのを忘れました。剥がれたら…その時はやり直します…

塗りたては色が濃く、やけに黄色いですが、乾くと白くなります。

細かいところはマステをして小さいコテ使って塗ります。

コテでも塗れない隙間は指で塗っちゃいます。

屋根の裏も指で塗ります。

漆喰が少し固まってきたら、レンガの形に彫ります。V型の彫刻刀で彫りました。

レンガに乗せるように漆喰また重ねます。

漆喰乾いたら色塗ります。茶色を水で薄めたものを使います。

布で拭いたり叩いたりして少しずつ塗り重ねていきます。

目地は白のペンキを塗ります。

本体は茶色を黄色を混ぜた色を水で薄めて布で塗ります。

屋根はモルタル造形します。
モルタル造形初挑戦！
でもいきなり大きいものを作るのは心配なので、最初は小さいもの作って練習しました。難しいです…

まだ自信無いけど、屋根を塗っちゃいます。
モルタルがスタイロフォームに密着するように、金ブラシで削ります。

すごい粉が出るので、さすがにこれはリビングでできません。

外でやっても粉が風で舞い散ってしまわないように、コロコロと掃除機でこまめに掃除しながら削りました。

モルタル塗る前に接着剤塗ります。今度は忘れずに！

刷毛で塗っていきます。

モルタルが滑り落ちてこないように、接着剤はしっかり塗ります。

モルタルと接着剤はネットで買いました。「sanaegarden」で
3kgを買いました。
75ｇのヨーグルトカップに軽くすくって10杯と水200ccほど混ぜました。

垂れないように耳たぶくらいの硬さ、と書いてあります。しっかり5分くらい練りました。この硬さ加減が難しい。

さっそく屋根にモルタルを塗っていきます。
ここでまずは片面だけしっかり厚めに塗ればよかったのですが、全体塗ったら、最後煙突部分でモルタル足りなくなってしまいました。

１時間くらい置いて少し固まったら、屋根の形にコテで線を付けて、目地を彫っていきます。モルタルが薄くてあまり立体的にはなりません…

しかも、日の当たる側はすぐに固まってしまったので、カッターで彫りました。とても時間がかかってしまいました。

刷毛で砂落とします。
なんか…もっと立体的にしたかったんだけど、平べったい屋根になってしまった…

煙突部分も足りなくなったので、結局もう１袋頼んでやり直すことにしました。
モルタルが届く間に雨が降ったので、結局またリビングに入れました。出したり入れたり大変なので、もうリビングでやっちゃいます。
また接着剤塗ります。その上からモルタル塗ります。

モルタル塗ったらコテで横線書きます。

次に縦線書きます。

目地彫ります。

角を落とします。
線をまっすぐではなく、少しガタガタに削って石っぽく見せます。

できました。なんか、やり直したわりには最初とあまり変わらないような…

ビフォー

アフター
もっと立体的にしたかったのですが…
最初からもっと分厚く塗ればよかった。難しいです…

しかもまたモルタル足りなくなりました！また追加注文してられない！

え～い！この際余った漆喰塗ってしまえ～！と塗ってみたら…
ちょっと垂らして遊んでみようと思いつきました。

どんどん垂らしちゃえ～！

ヘンゼルとグレーテルのお菓子のおうちに見えるか、それとも雪が積もって見えるか…
見る人のご想像にお任せします。

モルタル一晩乾かしました。次は塗装です。
まずはシーラー塗ります。
ほんとは専用のシーラー使わなくてはいけないのかもしれないけど、家にあったこのシーラーを使ってしまいたいので、これで代用します。木部用とは書いてありますが…

シーラー塗って20分くらい置いたら、下塗りに白いペンキ塗ります。

着色します。赤茶・茶・黄土色を使います。

でもほとんど茶色を使いました。水で薄めます。

最初は様子を見ながら薄く塗ります。

何度か塗って好みの色になるまで重ね塗りします。所々赤茶や黄土色も塗りました。

ただ塗っただけなのに、石のように見えてきました。モルタルってすごいです！

煙突は赤茶に塗りました。

塗装完了です！

もう少し飾ります。
文字印刷してカッターでくり抜きます。
とても時間がかかるので、大好きなこつぶっこ食べながら、映画でも見ながら、のんびりとやりました。

文字をくり抜くのに３時間くらいかかりました。

マステで固定してステンシル用の刷毛で叩いて塗ります。

はみ出してしまったところは布で拭いて筆で書き直します。これでペンキ作業は完成です。

屋根も本体も全体の仕上げにトップコートを塗ります。
ミルクペイントのツヤなしＵＶコートをしようしました。ＵＶコートだと日に当たっても変色しにくいようです。

またもう少し飾ります。アイアンフックを付けます。真っ黒が気になったので、ブラウンのアイアンペンキを叩いて塗ります。これは仕上げに錆止めスプレーしておきます。

フック付けて飾りを飾って出来上がりです！

庭に設置しました。
ちなみにリースも錆止めスプレーでコーティングしました。

奥の隙間に入るはずだったのですが、思ったより屋根が大きく、入りませんでした。設計ミス…
でも少し手前に出して置けるので問題ないです。

後ろのステンドグラスから朝日が入って、前の窓を照らしています。これは設計通りです。

窓を開けてみると、ちゃんと朝日が入っています。

三角屋根部分には、バラの誘引道具と名札が入っています。
その下の箱は鉢底に敷く網やスコップが入っています。
真ん中の段は殺虫剤や肥料が入っています。
一番下は土が入っています。

側面にはアイアンの鍵飾りなど下げてみました。

文字は奥まって見えづらいですが、想定内なので、ここはちらっと見えればいいです。

物置設置完了です！これで全て完成しました！